2015年10月22日
ご挨拶 〜帰国後〜
このページを読んで下さった皆様に心からの感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。
8月に無事に日本に帰ってきて、8月末から母の家ベテルでの奉仕の生活に戻りました。1年間いなかっただけなのに、しばらくの間は、母の家ベテルでの生活を全く新しい生活のように感じました。
母の家ベテルは、DGD (ドイツ交友奉仕会 )に属していますから、ドイツにいる方々との交流はいつもあります。
向こうで学んで、ドイツ語が少しだけわかるようになったので、日本の生活の中でもドイツ語の勉強を続けていって、役立つことが出来るようにと願います。
2015年8月5日
帰国
昨年9月末に、一年の予定でドイツ語研修に遣わされて、あっという間に
日が過ぎていきました。そして、今のドイツ語クラスが終了したら、予定より少し早く、日本に帰ることになりました。ドイツの生活にも慣れて、ドイツが気に入っているので、もう少しここにいたいという気持ちもありますが‥…
ドイツ語の学びの時が、このような形で与えられたことを、感謝しています。多くの方にお祈りしていただいて、健康も支えられ、祝福された一年間だったと思います。ありがとうございました。
今年は、私にとってシスターとして献身して25年の記念の年です。その年に丁度ドイツにいたので、6月にGunzenhauzenの母の家で行われた記念の式に出席させていただくことが出来ました。25年前に、ドイツで一緒に訓練の時を過ごした、シスター達との再会も本当に大きな喜びでした。
外国で生活するのは大変なこともありますが、親切な方々に囲まれて、私は本当に恵まれていたと思います。ホームステイをした家族、語学学校で知り合った友達、ドイツのシスター達、教会の関係の方々に本当にお世話になりました。ドイツでの一年間は、忘れられない貴重な経験です。
2015年5月7日
教会(Kirche)
こちらで、よく行っている教会は、家から歩いて5分のところにあります。Dreieinigkeitskirche という名前です。古い建物の教会です。
そして時々、若い人たちが沢山集っている活発な教会にも行っています。
Dreieinigkeitskirche で、よく見かけるのは、教会に着いて、礼拝の場所
(自分の座る場所)に来た時に、立って、まず静かに目を閉じて、祈ってから席につく、そういう人たちの姿です。
日本では、あまり見ることはありません。その姿に、学びたいといつも
思います。
もう一つ、印象的なことは、聖書のみことばが読まれる時に、立って聞く
ということです。神様のみことばが大切であるということを表していると
思います。
ドイツ語の説教を理解するのは難しいです。最初は全く分かりませんでした。しかし、7ヶ月が過ぎて、今は随分変わってきました。はっきりとした口調で、ゆっくり語られる時には、かなり理解できるようになりました。説教の前に聖書箇所が読まれる時は、そのままドイツ語で聞いて、メッセージが始まると、日本語の聖書を開けて、メッセージを聴いています。あと数ヶ月経って、日本に帰るような頃には、また、もう少し、深く理解できるようになっていたらいいなと願っています。
Stadtpark (街の公園)
家から歩いて2〜3分の所に、広い公園があります。Schwabachの街の中心にある公園です。ここは、私の一番好きな場所です。春になって、暖かくなってから、時々1人で公園に出かけるようになりました。緑もお花もとても奇麗です。ベンチに座って賛美歌を歌ったり、お祈りをしたり、自然に他の人と話をしたりして、とてもいい時間を過ごしています。
2015年4月22日
ドイツから写真が届きましたのでご覧ください。
4月16日はシスター辻野の誕生日でした。ドイツ語クラスの仲間が祝ってくれた時の様子です。シスター辻野のドイツ語の学びは、5月から上級クラスになり、さらに難しくなっています。どうぞお祈りに覚えてください。
2015年3月10日
KINDERBIBELTAG
アーベンベルグという町の教会で、子ども集会がありました。
こちらの家族と一緒に、わたしも一日、お手伝いをさせていただきました。
お天気に恵まれて、子供たちは、外で思い切り遊ぶことが出来ました。
少し暖かくなって、小さなかわいい花も咲いて、春が来たことを感じることが
できました。
子どもは70人くらい出席していたように思います。テーマは「祝福」で
午前中は、歌とお話、工作の時間がありました。食事の後、思い切り遊んで
午後はヨハネス•ロート先生が来られて、とても楽しいコンサートが開かれ、
子供たちの家族も参加していました。
私は1年生と2年生のクラスのお手伝いをしました。子どもがドイツ語を
話すのが本当にかわいらしくて、子どもとドイツ語で話すことが出来たことが
私には、とても楽しかったです。
Mutterhaus (ムッターハウス、シスターたちの家)
12月25日から、1月6日までグンツェンハウゼンという町にある、大きなムッターハウスに滞在させていただきました。たくさんのシスターたちと
一緒にクリスマス、シルベスター(大晦日)、お正月、顕現の日を過ごして、
恵みの時となりました。
このムッターハウスは、日本の「母の家ベテル」ととても深いつながりがあります。そして、私にとっては、思い出の場所でもあります。
私はシスターになってすぐ、ドイツに行きました。そして、このムッター
ハウスで3ヶ月の間、訓練中のシスターとして滞在し、シスターたちの指導を受け、交わりに加えていただいて、大変お世話になりました。
同じように訓練中のドイツの若いシスターたちと一緒に、沢山の時間を過ごしました。若い時に、歴史と伝統のある大きなムッターハウスで経験したことは後に私に大きな影響を与えました。
このムッターハウスに来る時に、神様はいつも二つのメッセージを、私の心に
示して下さいます。一つは「初心に返りなさい」というメッセージです。
すべてを神様の御手にゆだねて、歩みだした、あの献身のスタートの頃に返るようにと示されます。そして、もう一つは、人生を神様に捧げて生きてきた
先輩たちの姿を見て、それに倣いなさい、というメッセージです。
12月26日から数日間、雪が降って、辺りは真っ白になり、奇麗でした。
暖かいところで育った私には、雪はとても新鮮です。写真を撮りました。
片言のドイツ語で、シスターたちと話しました。語学学校の先生はいつも
「間違いを恐れないで、話しなさい」と言います。だんだん上手になれると信じて、積極的に話していきたいといつも思っています。
Bitte korrigiert mich wenn ich etwas falsch sage.
(間違って言ったら、訂正して下さい) と頼んでおくとよいと聞きました。
ホームステイをしている家でも、今は家族との会話は、ほぼ100パーセント
ドイツ語になりました。学校の学びがますます難しくなってきて、戸惑っていますが、少し進歩したことを考えると、自分自身への励ましになります。
また、ムッターハウスに行ってシスターたちと話すのを楽しみにしています。
家でもドイツ語で!
学校が始まってまだ間もない頃に、先生から「あなたはドイツ人の家族といっしょに住んでいるのだから、家でもドイツ語で話すようにしたら?」と言われました。クラスの中でドイツ人と生活しているのは私だけです。私もう少し、時間が経って、ドイツ語の勉強が進んできたら、私も自然にドイツ語になっていくだろうと思っていたのですが、先生の言葉がきっかけとなって、早い時期に、私は気持ちを切り替えることができました。ホームステイをしている家族が、いつも私のドイツ語を助けて、学びのために協力してくれることを深く感謝しています。
3つのP
教室で子どもや中学生を教えていた時に、時々、この「3つのP」の話をしていました。語学の習得のための3つのPです。
1 practice(練習) 2 passion(情熱) 3 patience(忍耐)
今、自分のドイツ語の学びのためにこのことを覚えています。毎日ドイツ語の環境の中で生活をしているので、生活がそのまま練習の場です。学校で習ったことをすぐに使うことができるので、とてもいい環境です。
神様が、今の時に、私をドイツに遣わして下さったと、自分の経験を通して深く確信しているので、情熱という言葉とは少し違いますが、その確信と必要性が学びのための力となっています。そして、3番目の忍耐は、いうまでもありません。「言いたいことが言えない」「十分理解ができない」ということが
いっぱいあります。成果が見えない時でも忍耐を持って続けていくことを学ばされています。
ドイツの気候
11月と12月はドイツは過ごしにくい時だと聞きました。毎日雨が降りそうな空模様で、暗い感じです。学校の授業中に、久しぶりに晴れてきたら、
「ああ、太陽が照ってきた!」「太陽だ、太陽だ!」と喜ぶのを何度か聞きました。忙しい時期だということもありますが、自分の病気や子どもの病気のために、学校を欠席する人が多くて落ち着きませんでした。
子供たちの集まり
小さな子どもがいる、日本人の人と語学学校で知り合いになりました。
その人の紹介で、小さな子どもとお母さんの集まり(日本人の集まり)に参加して、日本語のトラクトをお渡しすることができました。
ドイツの12月
各地でクリスマス市が開かれて、にぎやかです。
お店が沢山並んで、人々は、素敵なクリスマスの飾りや木製のおもちゃ、お菓子、ソーセージを挟んだパンなどを買って、楽しんでいます。
グリューワインを飲むのを楽しみにして来る人も多いそうです。
ニュルンベルグのクリスマス市
ニュルンベルグという街のクリスマス市は、ドイツの中で一番有名で毎年世界中から200万人以上の人が来るそうです。日本人も多いです。
そこに、日本語のトラクトを配るために3回、出かけて行きました。もちろん、美味しいワッフルも食べました!
ドイツに来て2週間が過ぎて、少し慣れてきたところです。今日は学校のことを少し書きたいと思います。
ニュルンベルクにあるインリングアという語学学校に通っています。電車通学ですが、電車に乗っている時間は10分くらいなので、家を出てから30分で学校に着くことができます。ドイツ語の初級クラスは生徒が20人で、いろんな国の人が学んでいます。授業はとても楽しいですが、学びの時間が長いので
一日の学びの内容が多く、宿題も毎日あるので、なかなかハードです。来週月曜日には、初めてのテストがあります。(小さなテストだと先生は言いますが、範囲がとてもひろい!どうしよう‥…)
主にある多くの方々がお祈りして下さっているので、支えられています。神様が与えて下さった今の時は、特別な時ですから、感謝を忘れることなく励みたいと思っています。
シスター辻野悦子が9月24日にドイツへ語学研修のために出発致しました。無事にドイツ・グンツェンハウゼンに到着しました。彼女のこれからの学びのために、皆様の祈りに覚えて頂けると嬉しく思います。また彼女のドイツでの生活をこちらで紹介させていただきます。